独立行政法人国立病院機構指宿医療センター

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院長のあいさつ

 平成30年度を迎え挨拶を申し上げます。

 私も赴任して10か月になります。当院の立ち位置や果たすべき使命など再認識し、気も引き締まる思いです。「良い医療、規範となる医療をフットワーク良く提供すること」を目標にしていますが、職員一同、誠心誠意仕事に励んでいるようです。ただ、評価するのは患者さんや住民の皆さんですので外からの声にもっと、もっと耳を傾けるべきです。また、きちんと評価してもらうために正しい情報をきちんと伝えなくてはなりません。そこでホームページも刷新させてもらいました。まだまだ、不十分ではありますが、今後もまっとうな医療を行い、情報を発信し、きちんと評価してもらうように努力したいと考えています。

 さて、今年度から大きな転換期を迎えます。鹿児島逓信病院の機能移転に伴い、370床から410床へ増床され、新たに消化器内科の肝臓部門(肝臓病の診断や治療)、腎臓内科、眼科が加わります。高齢化社会を迎え、1人で複数の病気を患っている患者さんが増えて来ていますが、あらゆる疾患、合併症にも対応可能な体制が取れると思います。それぞれが第一線で実績を出しているスタッフが集まりますので期待していただきたいと思います。また、この機能移転は、現在行われている地域医療構想の中で、経営母体の異なる公的病院が機能強化のために一つになるという重大なメッセージを鹿児島だけでなく全国にも発信しています。地域医療の難しさは、指宿(前赴任地)でも身にしみて感じています。私たちの行動が地域医療の解決の糸口にならないものかと思っております。伝統と文化の異なる二つの組織が一つになる大変さは、私のみならず、職員、特に鹿児島逓信病院からの職員が最も感じているところと思います。その困難を乗り越えてこそ、今後の地域医療の在り方を示すことになると思っています。患者さんや住民の方にきちんと良い形で還元できるようにいたします。新しく迎える仲間は当院にとって「新しい風」になってくれる事でしょう。

 今年度はフルマッチングで15名の研修医が集まってくれました。うれしい事に全員国家試験に合格しました。当院の附属鹿児島看護学校も卒業生全員が国家試験に合格いたしました。7割の卒業生が、当院を含め鹿児島の医療にかかわる事となりました。若人が集まり、巣立っていくことは有難く、当院の果たすべき使命の一つで、引き続き若い人を教育し、良い医療人として巣立っていく手助けをしたいと思っています。日本の保険制度は国民皆保険でどこでも安価で高度な医療を受けることができますが、各医療機関での質のばらつきが問題にもなっています。良い医療を受けるには、良い医療スタッフや医療機関に出会えるかどうかにかかっているのが現状でしょう。当院は選んでもらって間違いないという医療機関を目指しています。そのためには各個人が高い意識を持つことと質の高い組織(チーム)を作る事が重要です。さらにそこから巣立っていく医療スタッフが各地、各施設で質の高い医療を展開してもらい、医療のばらつきのない社会になると幸いです。

 今年度も「健康」という商品をまじめに皆さんへ提供させてもらいます。よろしくお願いいたします。

 

平成30年4月

鹿児島医療センター院長

田 中 康 博

独立行政法人国立病院機構鹿児島医療センター
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