〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町8番1号




放射線科

当院の放射線科は、

  1. 日本医学放射線学会専門医認定規定による「放射線科専門医修練協力機関」
  2. 日本放射線腫瘍学会専門医修練の「認定施設」

として認定されています。(H.23.4.1 現在)


診療の特徴
放射線科は大きく分けて2つの部門を担当しています。それは近年、めざましく発達した各種の画像診断機器、すなわち、CT(コンピュータ断層撮影装置)、MRI(磁気共鳴撮影装置)、 RI(核医学診断装置)、 Angio(血管造影装置)などによって得られた画像診断情報を専門的に読影して病気の診断を行う“放射線診断”部門と、リニアック照射装置とマイクロセレクトロン腔内照射装置を用いての「がんの放射線治療」を行う“放射線治療”部門です。

  1. 放射線診断
    放射線科の守備範囲は頭から足の先まで体中ほとんどの範囲に及んでいます。CT、MRI、RIなど検査写真の読影を行い、その結果を他科にレポートします。各科それぞれに専門分野があり、各科で読影すればいいのだという考えもありますが、やはりその検査の特徴、放射線の特徴などを十分に理解した上での読影は他科とは少し違った見方を示すことができる場合があります。また行われた検査写真にはそれぞれの専門分野の範囲だけが撮像されているわけではありません。たとえば呼吸器科の先生の専門は胸部疾患ですが、胸部CTには胸部のみならず、肝臓、胆嚢、膵臓、骨、脾臓、甲状腺その他も写ってきます。これらの臓器は、呼吸器科の先生にとって専門外ですが、これらの部位についても 全身の画像診断に精通している 放射線科医が読影して異常を知らせることができるわけです。
    IVRでは放射線診断の技術を利用した診療、CTで病変を確認しながらの生検、を行っています。
  2. 放射線治療
    からだのはたらき、かたちを保存する点では有利な、がんに対する放射線治療を行っています。当科では年間200例程度の患者の治療を担当しています。

    放射線治療は、強いがん細胞致死効果により、がんを治癒へ導くことのできる治療法です。現在手術や化学療法と並んでがん治療に不可欠なものとなっています。

    また緩和的放射線治療も行っています。

    緩和的放射線治療とはがんの治癒或いは患者の延命を目的としたものではなく、あくまで症状緩和を目指し、副作用をなるべく生じないようにして行う放射線治療です。

    その適応になる病態は非常に多岐にわたっています。例えば、@骨転移による疼痛、Aがん転移による脊髄圧迫、Bがんの浸潤による疼痛、C上大静脈症候群などの血管の通過障害による呼吸困難・顔面・上肢の浮腫・腫脹、D食道・胃・直腸がんなどの疼痛・出血・通過障害、E子宮がんによる出血、F肺がんによる血痰・喀血・咳嗽・呼吸困難、G頭頸部領域のがんによる気道の狭窄・閉塞・出血、H脳転移による神経症状・脳圧亢進症状・意識障害、I病巣の壊死による悪臭、J腫瘍により美容的に問題が生じている場合 などの症状改善を目的としたものです。

    現在放射線治療の進歩は著しく、定位放射線治療、粒子線治療、IMRT、IGRTなど高度な治療法が行われるようになっています。緩和的放射線治療では、そういった高度な機器がなくても、多くの場合行うことが可能です。

    適応になる患者であっても実際には行われていない症例も多く、治療の適応、有用性をより広く知ってもらい、本来放射線治療が行われるべき患者に行われないという不利益が生じないようにしなければなりません。

平成17年7月以降、放射線科病棟は閉鎖中です。

外来担当一覧表



ドクターの紹介          【平成24年4月1日現在】


米倉 隆治(医長)
(Ryuji Yonekura)
*専門領域*
放射線診断
核医学診断
放射線治療
*学会専門医・資格*
日本医学放射線学会・診断専門医
日本核医学会専門医
日本医師会認定産業医
PET核医学認定医

谷敦至(医長)
(Atsushu Tani)
*専門領域*
放射線医学
*学会専門医・資格*
放射線科専門医
PET核医学認定医
日本核医学会専門医

 

鹿児島市医報第49巻4月号に掲載されました。

AmiVoice Ex Radをうまく使えない放射線科医のために
(より迅速な放射線画像診断レポート作成のために)

 

Rad Fan 2010年1月号に掲載されました。

ロジクール社製マウスMX Revolution Cordless Laser Mouseについて
(より迅速な放射線画像診断レポート作成のために)

 

造影剤副作用カードについて

この度、当院では造影剤副作用カードを採用することと致しました。
副作用の生じた日時・造影剤の種類・即時性/遅発性副作用の区別・重症度・生じた施設などについて記載し、次回の検査で同じ造影剤を使ってしまうことがないよう、副作用情報を地域で共有、患者さんの安全を図る目的のものです。
患者さん自身でこのカードを大切に保管してもらい、当院に限らず、病院を受診するときには必ず携帯していただくことになります。 ご協力のほど、お願いいたします。
なお このカードは日本放射線専門医会・医会が作製し、普及を図っているものです。